仕事を進める上で、なんらかしらの命令があり、その業務を頑張ってこなしていると思います。そこで上司と良い関係で仕事をスムーズに進められる人、関係がギクシャクしてそうでない人が居られると思います。
筆者は、上司と部下に挟まれるザ・中間管理職ですが、その中で感じた点で皆様のお力になれればと思い解説して行きたいと思います。
結論
それでは、最初に結論を申し上げましょう。
業務報告の精度(信頼性)が大切!
そんなの当たり前じゃん!と言う声が聞こえて来そうなので、例によりゆる~く解説して行きたいと思います。
解説
皆様、様々な業務を命令され、それを頑張ってこなして報告をすると思います。これは、上司にかかわらず、先輩とかにでも言える事なので、心にとめて頂ければと思います。
上司と良い関係で仕事を進めている人
上司に報告する際に下記の点をしっかりと伝えられる人だと思います。
- 何処まで出来ているか(作業に自信がある部分)
- 触っていないところはとこか(作業していない部分)
- 不安や質問のある部分がどこか(作業に自信のない部分)
- 進捗状況と予測納期
- 納期に対してフォローが必要か
上司と良い関係だと感じていない人
逆に良い関係で仕事を進められていない人は・・・下記のような事に思い当たる節はありませんか?
- 怒られるのが嫌で出来てることにする
- 何処までやったか、何が残っているのかわからない
- 順調ですと言ってギリギリで出来ないと言う
- フォローを遠慮して進まないまま時間が経って、ギリギリにフォローを頼む
なぜ?この程度の報告の差で怒られるのか?(上司目線での解説)
そんな報告程度で大差が出るなんて・・・って思われる方も居られると思います。では、なぜこの差が出て、上司にや先輩に怒られるなどして嫌な気持ちになるのか?こちらを上司の立場に立って解説をしていきます。
上司の方も基本出来ていないことを怒りたいのではなく、なぜ出来ていないのか?次にどうすればいいのか指示やフォローをしたいのに、その報告に信頼性が無いとなると、あなたがやった事を1から検証することになってしまいます。
この時間的ロスは、非常に大きく、実際あなたがやった作業の信頼性と言う評価が下がっていきます。
虚偽の報告を上げた場合は、もっと悲惨な現実が待っています。
上司なんだから全部チェックしろよ~と言う声もあるかと思いますが、それでは、あなたを雇わずアウトソースに頼んだ方が良いと言う結果が待っています。
チェックは上司の仕事!でも仕事にあなたも誇りと責任は持ちましょう
もちろん例外もあります
もちろん、上司側にも問題が多々あると思います。下記のような大変な上司も居ると思います。
- 言っていることがコロコロ変わる
- 何をやってもとりあえず否定される
- 間違いを一切認めない(他人のせいにする)
- そもそも指示すら出せない
- 問題が発生した時に解決できない
こうやって書きながら筆者も胸に手を当て、自身は大丈夫かと変な汗をかいてます><
でも、このような上司であっても、まずはしっかり精度の高い報告をするようにしましょう。
どうしても出来ない上司に苦労するのであれば、さらに上の上司に相談しましょう。この精度の高い報告と言うのは、誰に対しても使えます。だから大切なのです!
そうすることで、あなたの作業は認められていきます。
少し違いますが、当時平社員の筆者の場合もデータ報告結果をまとめて課長に提出して問題があるナシも言わないまま、最終報告先の役員に何故か報告できず、結果が悪かったのか心配して確認すると・・・急に役員の前に私を連れて行って「それでは、報告をわっしゃんお願いします」って驚きの振りをした後一言もしゃべらないwって落ちがありました。
役員はその報告内容を聞いて、私を認めてくれたのか、その課長に幻滅したのか、その後筆者の事を色々と気にかけて下さり、すごく仕事がやりやすくなりました。評価も上げて頂けました。
このようにしっかりと精度の高い報告が出来る人は、信頼性が上がり、上司としては重宝したいものです。その逆は、仕事を頼むことすらためらったり、害のない仕事ばかりを回したりとなってしまいます。
「俺はやりたい仕事をやらせてもらえない」とかも部下から聞きますが、やってもらおうにも信頼性が無いので、頼む上司のフォローのキャパを超えてしまって任せられないのが本音です。
まとめ
それではまとめて行きましょう。
仕事は上司部下の関係で進める必要があるので、その部分を円滑に進めないと業務進行が辛くしんどい物になってしまいます。
仕事を円滑、スムーズに進める為には、業務報告の精度(信頼性)を上げる事を心掛けましょう。
怒られると思って、その場限りの嘘や言い訳をするのではなく、正直に出来たところ、出来てないことを伝えましょう。そうしてあなた自身の信頼性を上げて行って下さい。
そうすることで、驚くほど円滑に作業が進むと思います。
今回の件は、私も若かりし頃の経験と現在の経験での実体験です。基本信頼関係がある上司部下での作業のパフォーマンスは本当に高い物です。
もちろん、上司の方にも原因がある場合も多々あります。ただ、「上が悪いからな~」と言って終わらせるのでは無く、「上司からの信頼度はどうなんだろう?」と自身も見つめなおして頂ければ幸いです。
仕事の精度を上げるコツや怒られにくい仕事の進め方なども過去に書いているので、興味があれば読んで見て下さい。これらを通じて、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。