「なぜか、いつも上司に怒られる…」 「あの同僚は、どうしてあんなに上司と上手くやれているんだろう?」 「仕事を円滑に進めたいのに、人間関係でギクシャクしてしまう…」
もし、あなたが職場でこんな悩みを抱えているなら、その原因はあなたの“能力”や“性格”にあるのではありません。
実は、仕事ができる人とそうでない人の差は、上司への「報告の仕方」、たったこれだけの違いなのです。
この記事では、20年以上中間管理職として板挟みになってきた私が、数多くの「デキる部下」と「残念な部下」を見てきた経験から導き出した、上司からの信頼を勝ち取り、あなたの評価を劇的に変える“究極の報告術”を、余すところなくお伝えします。
なぜ、あなたの“頑張り”は上司に伝わらないのか?
あなたは、上司に仕事の進捗を報告する時、無意識にこんな報告をしていませんか?
- 怒られるのが嫌で、つい「順調です」「できています」と言ってしまう。
- 何が問題なのか自分でも分からず、「とりあえず、やっています」と曖昧に答える。
- ギリギリまで一人で抱え込み、納期直前になって「できませんでした」と白旗をあげる。
一つでも心当たりがあるなら要注意です。 その報告が、あなたを「信頼できない、仕事を任せられない人」という最悪のレッテルへと導いているのです。
上司が本当に知りたいのは、「完璧な結果」ではありません。彼らが求めているのは、「プロジェクトの現在地を正確に把握し、次の一手を打つための情報」です。
あなたの曖昧な報告は、上司に「一体どこまで手伝えばいいんだ?」「まさか、全部やり直し…?」という疑念と、“あなたの仕事を確認するための余計な時間”という膨大なコストを発生させているのです。
評価される人がやっている「神・報告」の3点セット
では、上司から「こいつはデキる!」と一目置かれる人は、一体どんな報告をしているのでしょうか? 彼らは、必ず以下の“3点セット”を上司に提示します。
- 【自信アリ】完了した部分(どこまで出来ているか)
- 【未着手】手をつけていない部分(何が残っているか)
- 【要相談】不安・質問がある部分(どこで困っているか)
たったこれだけです。 この3点を明確に伝えるだけで、上司は瞬時に状況を把握し、
- 「OK、完了部分は問題ないな」
- 「未着手の部分は、〇〇さんに手伝ってもらおう」
- 「不安な部分は、こういうやり方で進めてみて」
といった、具体的で的確な指示を出すことができます。 これは、上司の貴重な時間を奪うどころか、むしろ「上司の仕事を助ける」行為に他なりません。信頼されるなという方が無理な話です。
もし、あなたが“クソ上司”の犠牲者だとしても…
「でも、うちの上司がそもそもダメな奴なんだ!」 そう叫びたい気持ちも、痛いほど分かります。言うことがコロコロ変わる、何でも否定する、責任を取らない…。そんな“クソ上司”の下では、どんなに誠実に報告しても無駄だと感じるかもしれません。
しかし、ここで諦めてはいけません。 先ほどの「精度の高い報告」は、どんな相手にも通用する最強のビジネススキルです。

たとえ直属の上司があなたを評価しなくても、その上司、あるいは他部署の誰かが、あなたの的確な報告と仕事ぶりを必ず見ています。
事実、平社員だった頃の私も、無能な課長を飛び越え、その先の役員に直接「精度の高い報告」をしたことで、正当な評価と、仕事がしやすい環境を手に入れた経験があります。
あなたの誠実な仕事ぶりは、必ず誰かが見ています。腐らずに「正しい報告」を続けることが、あなた自身を理不尽な環境から救い出す、唯一の方法なのです。
さあ、今日から「上司の右腕」を目指そう
もう、「怒られたくない」という恐怖心から、その場しのぎの嘘をつくのはやめにしませんか?
次に上司に報告する時、勇気を出して「3点セット」を伝えてみてください。
「〇〇の件ですが、Aの部分までは完了しました。ただ、Bの部分はまだ未着手でして、Cの進め方についてご相談してもよろしいでしょうか?」
この一言が、あなたへの評価を180度変え、驚くほど仕事が円滑に進むようになる、魔法の呪文となるはずです。
あなたの仕事は、あなただけのものではありません。上司と部下、チーム全体で進める共同作業です。その歯車をスムーズに回すための「潤滑油」こそが、信頼性の高い報告なのです。
仕事を進める上で、なんらかしらの命令があり、その業務を頑張ってこなしていると思います。そこで上司と良い関係で仕事をスムーズに進められる人、関係がギクシャクしてそうでない人が居られると思います。




