叱られ(怒られ)にくい仕事の進め方とは?
仕事を進めている方が永遠のテーマとして持っていると思う問題について、私的な回避方法を解説します。
ずばり!
仕事の依頼者と仕事の完成形(ゴール)を同じにする。
作業途中でしっかり仕事の完成形(ゴール)を確認する。
この2点が、私が仕事と通じて感じたところです。これをしっかり守っている方は、うまく仕事を進めて行っておられるのではないかと思います。まあ、書籍をと思われる方には、こちらでもをどうぞ~仕事の進め方やすり合わせ、計画の大切さ等結構良い感じの本です!
また、わっしゃんの言う仕事のやり方と言うよりも、言動などの些細なことが問題の若者には、それを気付かしてくれる一冊はこちらです。
書籍より、わっしゃんのお話にお付き合いいただける方は、この先ゆる~く解説して行きますので、よろしくお願いいたします。
なぜ、仕事をしたのに叱ら(怒ら)れるのか?
少し思い浮かべて下さい。
上司さん「○○やっといて~」
部下さん「できました~」
上司さん「ちがうんだよ。そんな事言ってないよ~」
部下さん「・・・・すみません。やり直します」
折角言われた作業をしたのに、上司さんの満足を得られなかった時ですよね。
これがなぜ起こるかと
- 上司さんの頼んだ仕事(内容)の完成形(ゴール)
- 部下さんがやろうとした仕事(内容)の完成形(ゴール)
これが共通になっていないから起こることです。これが共通になっていたなら
上司さんの頼んだ仕事(内容)の完成形 = 部下さんがやろうとした仕事(内容)の完成形
となり、「ありがとう」ってなるはずです。
こういったゴールの見える化やすり合わせや計画の大切さ、無駄の削減等をまとめた書籍も販売されているので、よろしければどうぞw
仕事の依頼者と仕事の完成形(ゴール)を同じにする。
そこで、大切になってくるのが、仕事を始める前に仕事の依頼者と完成形(ゴール)を同じにする。となるわけです。
仕事をもっとわかりやすく、山、海で例えますと、上司さんは「山に行こう」と思って説明しているのに、部下さんは「わかりました(海に行けばいいのか)」となっていると、とんでもない結果が待っているのが目に浮かぶと思います。
ここでもし、部下さんが「わかりました。海に行くのですね?」と確認すれば、「違うよ山だよ!」っとなり、この場では言われるかもしれませんが、海に行ってから言われるセリフに比べれれば非常に軽く、なによりまだ作業してないので、労力は皆無ですよね。
次に大切なのは、「いつまでですか?」と納期を聞くことです。これがわからないのに仕事を始めてしまうと、仮に3日で出来ると思った上司さんと5日でやろうと思った部下さん・・・結果はわかりますよね。
当たり前のことですが、部下さんには他にも仕事はあるはずです。
例えば、「○○を5日後にお願い」と聞いて、××が3日後の提出で、それに100%力を使って、残り2日ではできない。と思うのならば、仕事を受けてはならないのです。
ここでも、「無理です」と答えると、上司さんは「むっ」として「やりなさい」となったりして、後々地獄をみたりしてしまいます。
逆に
「××が3日後に提出となっていて、それからしか着手出来ないので、○○は8日後になってしまいますが、それでも大丈夫ですか?」
と聞けば、上司さんは、納期が延長できるか判断し、別の人に作業を頼むか、納期延長で依頼するか、手伝いを入れる等対処を考えた依頼になると思います。まあ、何とか5日で何とかしろっていう滅茶苦茶な上司さんもいるかもしれませんが・・・
こんなの常識じゃん!とご意見頂きそうですが、私が若かりし頃も「わかりました~」ですぐに作業にかかって後で叱られたり、頼んでいる今も、「わかりました~」ってすぐに作業をする人がいます。
以上は、部下さん目線で記載していますが、これは上司さんにも言えることです。わかってないのに「わかりました~」の部下さんをいかに減らすかが、仕事を円滑に進める上で重要です。
私は、聞き手によっては嫌味になりますが、そのような時は「何がわかったか説明してみて」と聞き直すようにしています。←時間をかけて頑張ってくれたのに、ずれた結果を持って来て、お互い不幸にはなりたくないと思ってます。
仕事途中でしっかり仕事の完成形(ゴール)を確認する。
次に、仕事途中でしっかり仕事の完成形(ゴール)を確認する。という事が大切になります。
先ほど上司さんと仕事の完成形(ゴール)をしっかり確認して進め出していると思いますので、作業をする部下さんが、スタートから完成形(ゴール)に向かう時に大まかな方向(ベクトル)は会っているはずです。
ただ、このまま進めて、最終出来た~ってなってから大きな修正が入ったことはありませんか?
これはなぜか?と申しますと、数時間~数日の作業なら大きな問題は出ないと思いますが、数週間~数か月とかの長期の作業になってくると、どうしても上司さんの思いと部下さんの作業に、ズレが生じてきます。これには作業能力、情勢変化等色々な理由はあると思いますが、起こってしまうことも事実です。
尚、作業スパンが長期になるほどズレが大きくなる危険性が高くなると思って下さい。それほど未来の予想は難しい・・・だから、要所要所で上司さんに報告を入れて、再度仕事の完成形(ゴール) と今居る自分位置(仕事の状態)をお互いに見直せば、少しの労力で修正が出来ます。(下図参照)
尚、こちらも上司さんに言えることですが、「指示した→ほったらかし→完成(成功すればいい・・・)」ではなく、「指示した→どこまで進んでる?→どこまで進んでる?(ちょっと修正)→完成」と言う形に持っていくのが、一番失敗しないと思いますし、進捗の確認から納期の把握にもなります。
部下さんも見てくれているな~っとなると思います。(少なくとも私は、上司にそう思いました)
仕事で叱られない怒られない方法のまとめ
色々言いましたが、とりあえずまとめますと、叱られない、怒られないためには、
上司さんの頼んだ仕事(内容)の完成形 = 部下さんがやろうとした仕事(内容)の完成形
とする必要があり、そのためには
仕事の依頼者と仕事の完成形(ゴール)を同じにする。
作業途中でしっかり仕事の完成形(ゴール)を確認する。
この2点をまず、頭に入れてお仕事をしてください。
あくまでも私周辺の意見ではありますが、これで随分仕事が進めやすくなりました。皆様にも少しでもお役に立てれば幸いです。
そのほかにも仕事で役立ちそうなものを記事にしていますので、よろしければそちらもどうぞ。https://wasabi.blog/job_tejyunnsyo/
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