こんにちわ~
初回ブログで何を書いたらいいか悩んでいたけど、ちょっと依然教わった内容で、私が助かっているのを題材として紹介します。
世の中には、嫌でも計算をするシーンが、仕事でも私生活でもあふれてますよね~
例えば、
「100円のリンゴを9個買って1000円払ったらおつりは?」
「HDDの容量が500Gだから、この画像1枚100byteで何枚くらい保存できる?」
とか
数学で習うような
「三角形の面積は?」「平行四辺形の面積は?」「立方体の体積は?」
とか
こんなん使わないし、電卓あったら出来るしいいよ~って方は読み飛ばしてください。
なんとな~く学校で公式を習ったがうろ覚えで、仕事で計算するけどなんか間違えるって方に見て頂ければと思います。
結局どうすればいいの?
「計算は単位まで書く癖をつけて、単位もしっかり計算する!」
こうすることで結構計算の 理解が強まると思います。「何が言いたいの?」って言われそうですが、
例えば、「1辺が2mの正方形の面積は?」
2 × 2 = 4(㎡)
はっ!?簡単やん。当たり前やんだと思うのですが、私が言いたいのは、
単位まで書いて「単位であるmも計算する」 2m × 2m= 4㎡ と理解して欲しいのです。
m×m=㎡となりますよね。体積はこれにさらに高さの長さ「m」をかけるので「㎥」となります。
足し算や引き算はそのままです。「5m + 10m = 15m」のように。
ん!?と思われるかもしれませんが、一回すべての計算に単位を書いて見てください。
例題 「時速40Km で 5時間 走ったら何Km進む?」
「距離=時間×速さ」がわかっていればすぐですが、うろ覚えでも
求めたい単位は「Km」
これがわかっておれば、何とか単位を計算して、「Km」が残る計算式を作ればいいのです。
時速40Km は1時間あたりに40Km進むので 40Km/時間となり、
「/」は「÷」なので、 40Km ÷ 時間
時間はそのまま 5時間 として 単位を「Km」だけ残すには、「時間」を消したい。よって
40Km ÷ 時間 × 5時間 = 40Km × 5 =200Km
公式がうろ覚えで、仮に「距離=速さ÷時間」と間違えて計算した場合、
40Km ÷ 時間 ÷ 5時間 = 8Km ÷(時間×時間) =8Km/h2 (時間=hで表現)
となってしまい、単位があっていない。距離じゃない(加速度になってる)ってなります。
ここが大切で、単位を書いて計算するだけで簡単な計算間違いも見抜けると言う優れもの!
私の体験をちょっと着色した例題で説明
「毎分50mで歩いて、15Km先の目的地に行くのに途中30分休憩して、目的地到着までの時間は?」
15×1000÷(50×60)+0.5 = 5.5時間(または5時間30分)と比較的簡単な問題ですが・・・
これが、よくわからないという人に聞いたら「時間=距離÷速さ」と言うことはわかっているのに解けないとの事でした。
やり方を見ていると
1.計算を数字だけでやるから意味が分からなくなる。
例題ですと、40、15、30と言う数字だけ見て、覚えている式に当てはめようとしておられました。
2.ミリ、キロ等の大きさと単位を混同している
1Kmは何メートル?と聞くと1000mと答えるのに、50mと15Kmは違うものと感じている。(違いますが、距離と言う意味では同じ)
K(キロ)は1000(103)だし、m(ミリ)は0.001(10-3)
※ミリっていうと「㎜」を思い浮かべる人もいますが、これは「ミリメートル」で長さです。
ペットボトルとかは「500mℓ(ミリリットル)」だからわかりますよね。
そこで、数字だけでなく単位まで計算式に書くようにしてもう一度式に入れて見てもらうと・・・
15Km ÷ 50m/分 + 30分
となり、m/分 は m÷分なので、
15Km ÷ (50m÷分) + 30分
となり、mが消えます。また÷÷分は、×分(説明が難しい・・・)、K(キロ)も1000に戻すと
15×1000÷50×分 +30分 = 330分
となります。「330分」ってと思うので、時間に直します。
ご存じのとおり、60分=1時間ですので、分=1時間/60 として、分に入れる(単位変換します)と・・・
330分 = 330(1時間/60) = 5.5時間
となるわけです。
わかっている人からすれば凄く回りくどいし、「何それ?」ってなりますが、わかってなかった人は 少し数字が変わると間違っていたのに、この単位計算をやることで、次からは間違えなくなりました。
以上、全てが全てとは申しませんが、私が教わってそれから実践していて非常に約に立ち、人に教えるのにもかなりの間違いが減った内容となりますので、新人研修やお子様の算数のお話とか何か参考になればと思います。
暗記術についても記事を書いていますので、ご興味ありましたら読んでいって頂けると幸いです。https://wasabi.blog/annkiryoku/
ではまた何かこのようなお話が出来ればと思います。
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