体操着やジャージに入っている刺繍を外してリサイクルしたいなと思われている方も少なからず居られると思います。わっしゃんも不要になった作業着があったのですが、まだまだ新しくて勿体ないので誰かに使って頂こうと思いましたが、自分のネームや必要ないロゴ等が入っており、このまま人様にお渡しするのはと悩んでおり、刺繡をどうやって外そうか問題でした。私と同じように不要になった服の刺繍を外してリサイクルしたいがやり方がわからない等、悩んでおられる方々も居られるのではないかと思います。
むつかしいことは出来ない40半ばのおっさんでもあれこれ試行錯誤して、「初心者でも道具2つで出来る刺繍外し」に行きつきました。一種の時短術かなと思いつつも少しでも同じ悩みを持つ方々にお役に立てればと思い図解付きでゆる~く解説して行ってます。
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刺繍の外し方
偉大なる先輩方や刺繍屋さん等のブログを見ると、裏からハサミで切って、表から地道に抜いていく・・・う~ん面倒くさそうってなりましたw
もっと色々読んでいくと「リッパー」なる道具を使うと簡単に糸を切ることが出来てハサミより切りやすいようです。これがあれば簡単に作業できるのでおススメです。
とはいえ、動画やサイトを見ても画期的な方法が見つからず・・・とりあえずやって見ようと挑戦して行きました。
まあ初心者なので最初は適当な道具で、闇雲にやって時間も掛かってしまいました。
ちょっと勉強して、数着外しているとコツ(もちろん半分我流)みたいなものがわかって、最後は簡単に出来た方法をゆる~く解説して行きます。
プロからしたらツッコみが入るかも知れませんが、よろしくお願いします。
初心者流道具一覧
刺繍を外すための道具を紹介します。刺繍リッパー、ハサミなどの基本的な道具を揃えておきましょうとなりますが、リッパーなんて筆者には縁なく、買いに行くのも面倒なので・・・家の中にある道具で代用しました。裁縫道具に糸切りハサミはあったのですが、こちらの眉毛用のハサミの方が使い勝手が良さそうなので、そちらを選択しました。
- 毛抜き(ピンセットよりは良さそうなので、こちらに)
- 先のとがったハサミ(眉毛用)
外し方
刺繍を外すための具体的な手順を解説します。刺し目を細かく切り、リッパーを使って解いていくのですが、わっしゃんはまゆ毛用のはさみを使って説明して行きますね。
①外したい刺繍の入っている服を裏返しにします。
②白い糸の下糸を切って行きます。(ある程度適当です)
注意点としては、ハサミを突き刺したり、服の生地まで切らないようにしましょう。
③カットした下糸を毛抜きで抜きます。
注意点としては、結び目などもあるので、無理に引っ張ると生地が傷む恐れがあります。
④下糸がなくなったら刺繍の端っこを持って引っ張ってみます。
注意点としては、ゆっくり引っ張る事です。スルスル引っ張れない(ひっかっかる)時に無理に引っ張ると糸が切れたり、生地が傷む恐れがあります。
真ん中を引っ張って両方にほどけたら、刺繍糸を切っても良いと思います。端が2つになりますが、そこから引っ張ればスルスルほどけると思います。
スルスルほどけるとすごく気持ちが良いw(ちょっとやみつきになる)
⑤他の端も引っ張ってほどいて行きます。
⑥引っかかる場所は、ハサミで切って行きます。
⑦残った刺繍や下糸を毛抜きで除去して行きます。
⑧補強と思われる白い紙も取れると思うので、除去します。
⑨表面にも刺繍の残りが無いか確認して、あれば毛抜きで表面から抜きます。
⑩完了です♪
掛かった時間比較
上述している方法で、アルファベットの「D」の刺繍を外すのにかかった時間を、闇雲にやった時とコツをつかんだ時間を書いて見ます。
- 初挑戦(闇雲作戦) 約5分でゴミだらけ
- コツをつかんだ後(本方法) 約1分できれいに解決
刺繍の外し方にかかる時間を比較してみてもわかるように慣れれば、簡単な文字やロゴ、作品ならば数分で外すことができます。
複雑なデザインや大きな作品は時間がかかることもあります。画数の多い漢字等は、文字もアルファベットより、一回り小さい問題もありましたが、この方法を使っても約15分でした。
でも闇雲にやったら挫折してゴミ箱に行くか、イライラして服に穴が開いたと思いますw
やって見た感想としては、細かい刺繍は、他のお手本のように全ての下糸をカットして、表から糸を抜いたほうが、結局早いのかも知れません。
やっぱり専用道具「リッパー」があった方が早く作業できるのだと思いますが、数か所程度なら今回のようなハサミでも作業は可能かなと思いました。
まとめ
刺繍を外す方法をまとめて行きます。初心者でも道具さえ揃えれば、簡単に刺繍を外すことができます。慣れるまでは少し大変化も知れませんが、根気よく取り組んでみてください。
時間がかかる複雑なロゴや文字、作業着や体操服のしっかりした刺繍を簡単に外すには、以下の方法で作業をしてみると時短になるかと思います。
- 道具は、毛抜きと先のとがった小さなハサミ
- 裏から見て、縦に止めている糸(刺繍と垂直に交わる糸(下糸、ランニング?))を見つけましょう
- 下糸の両端を切って毛抜きで引き抜きましょう
- 下糸が抜ければ、後は刺繍の糸(上糸)の端を引っ張れば綺麗に外れます
- 結び目や下糸の残りで引っかかりますので、無理に引っ張らず、裏から糸を切りましょう
- その他細かい部分の残りは、下糸や刺繍糸を切って、表面から抜きましょう
細かい文字や縦横複雑に絡まる刺繍には使えないかも知れませんが、それでも闇雲に切って抜いてとするより圧倒的に早く作業がすんだので効果はあったと思っています。
「リッパー」を使うとハサミより簡単に糸が切れそうなので、小さなハサミがない方は、リッパーを買った方が良いかもしれません。わっしゃんは作業が雑なので、再刺繍するとかの方は、きちんとリッパーを買って作業をやった方がいいかも知れません。
刺繍も色々種類がありそうで、全てがこうやって外せるわけではないかも知れませんが、試して頂く価値はあると思います。
刺繍外しが嫌で、再利用出来る服をゴミ箱に捨てようとしていた母親が感動してましたからwww
この服が、どこかで再利用され、誰かのお役に立てる事を夢見て回収に送り出しましたw
今回は、いつもと全然違う記事をここまで読んで頂きありがとうございました。他にも困った件や商品紹介等記事にしていますので、些細な事でも皆様のお役に立てれば幸いと思います。