昨今TVで有名な桐谷さんとかを見ていると株主優待に興味をお持ちの方も居られると思います。ただし、桐谷さんの出演されているテレビを見てもわかるように、株主優待も色々あって、何がいいの?どうやって貰うの?注意事項とかリスクとかあるの?等と言う疑問も多数あると思います。
今回は、わっしゃんの元に届いた、宝ホールディングスさんの株主優待を紹介して、優待を貰う為の方法や優待以外に貰える配当、必要金額等をいつも通りゆる~く解説して行きたいと思います。
尚、特定銘柄を推奨しているものではありませんので、投資判断は自己責任でお願いしますね。
株主優待を得る為には
「宝ホールディングス」は、東証PRM上場(コード:2936)で、傘下に宝酒造、タカラバイオがある、清酒・焼酎、みりんの最大手メーカーです。(Yahoo!ファイナンスより)株主優待の情報としましては以下の通りです。
株主優待情報
- 権利確定月(優待が確定する月)
3月末日 - 単元株数(優待に必要な株数)
100株以上 ※1,000株以上でランクアップ - 優待の種類
自社グループ商品の詰め合わせ - 優待の内容
100株以上 1,000円相当の酒類又は調味料詰め合わせ
1,000株以上 3,000円相当の酒類又は調味料詰め合わせ
社会貢献活動への寄付
100株を3月末日の権利日に持っていれば、株主優待を得られます。
最低単元株(100株)でOKとなります。1,000株以上持つと3,000円相当と3倍にランクアップしますが、投資額は10倍なので割にはあってないと、わっしゃんは思い(ただお金が無いとも言う)、100株保有にしております。100株でも116,850円(23年6月30日現在)必要となります。この辺りは、皆様のお財布事情と優待内容などを吟味頂ければと思います。
そもそも権利日って?と思われた方には、以前書いたCoco壱番屋さんの優待を例題に、株主優待についてゆる~く解説した記事があるので、ご参考いただければと思います。
宝ホールディングスさんの配当と優待内容
昨今色々なところでいわれる株主優待ですが、そもそも余裕資金で投資を行える方には問題ないと思います。そもそもやりたいけどよくわからない?リスクは嫌だが優待は貰ってみたいというわがままな方(笑)もおられると思います。そのような方には、「優待クロス注文」と言うリスクを極力減らした優待取りのみを目的とした手法もあります。こちらについては、後々やり方やメリット、デメリットのゆる~い解説記事を書いていきたいと思っています。
優待クロス注文は、わっしゃんおススメの「松井証券」さんの機能がとても簡単で、ピカイチだと思います。興味のある方は、下記リンクから証券口座を開設してみてはいかがでしょうか?口座開設や維持費も「0円」ですし、売買手数用も50万円以下なら「タダ」なので、投資スタートにはおすすめ証券会社の1つです。
配当
配当につきましては、期末一括配当となり、株主優待と同じく3月の権利日に保有しているといただけます。23年3月実績は、一株当たり38円となります。
24年予測は一株当たり27円へ減配、配当利回りは2.31%(23年6月30日現在)となります。これは、会社自体が配当方針を配当性向30%台後半(中期経営計画書では35%目途)と決めておられ、24年はタカラバイオグループの減益予想が響いているのが原因と思われます。
原材料高等も響く業種なので、逆を言えばこの辺りが落ち着けば配当金の上方修正が入る可能性もある(実際23年も34円予想が38円実施と修正)と楽観しているわっしゃんですw
株主優待品
株主優待については、大まかに分けて3種類で、持ち株数によって内容が異なります。
優待種類 | 持ち株数 | 持ち株数 |
100株以上1,000株未満 | 1,000株以上 | |
酒類詰め合わせ | 1,000円相当のセット | 3,000円相当のセット |
調味料詰め合わせ | 1,000円相当のセット | 3,000円相当のセット |
社会貢献活動への寄付 | 1,000円寄付 | 3,000円寄付 |
細かい内容は、後で説明しますが、お酒大好きのわっしゃんには、お酒も選べてうれしいなと思っていました。でも結局調味料にしちゃいましたw
酒類詰め合わせ
お酒大好きのわっしゃんが期待していましたが、100株ではそれほど多くは頂けない模様。(当たり前ですがw)「これなら一晩の晩酌で終わるじゃん」と思ったのと、普段あんまり飲まないお酒があったので、選ぶのをやめました。
調味料詰め合わせ
結局わっしゃんが選んだのは、この100株の調味料3点セットでした。調味料はまあまあ使うし、長持ちもするから貰って損はない(ただのドケチですみません)。
社会貢献活動への寄付
わっしゃんは、優待品欲しい平民なので、この寄付は選択肢にありませんでしたが、一応記載しておきます。
株主優待への注意点や落とし穴
ここまで株主優待について書いてますが、品物を貰えるメリット以外に注意点ももちろんあります。軽くまとめて見ます。
- 今後会社が成長するか?
→会社が成長しないと優待や配当の廃止が懸念されます。 - 優待は続くのか?
→今の時代の流れは、東証PRMの株主優待が廃止傾向にありそうです。JTやオリックスの優待で有名な会社が優待廃止で配当へ切り替えておられるようです。 - 株価はどうか?
→優待が頂けても株価自体が下がっていくとトータルは損になってしまいます
優待に興味のある方もこの辺りには、十分ご注意くださいねw
有名なゆうちょ銀行さんも株価は、上場から苦戦されており、去年新設された株主優待や高配当でも元が取れない状況。巨大まいたけが毎年楽しみな雪国まいたけさん等もかなり株価では含み損を抱えたりと苦しんでいます。でも貰える優待は楽しいので、興味のある方は、過去の記事で紹介しているので見て行って下さいね。
いつも申しますが、投資は余力資金で楽しんでやるのが、長く続けられて儲けられると思っているので、無理は禁物です。大きく含み損を持っている上記銘柄でも、わっしゃんは「高い優待届いた~」と笑って暮らせるくらいのメンタルにはなっていますw
宝ホールディングスさんの株価(業績)状況とこれからの期待
宝ホールディングスさんの株価と業績を確認しますと、23年6月30日時点で1株1,168.5円となっております。24年が減益、減配予想にも関わらず、直近1ヶ月で10%と程度上がっており、チャート的にもきれいに右肩上がりです。
業績を見ますと、営業利益が若干下がっていて気になりますが、売上は順調に伸びています。基本的に大手メーカーさんで、売り上げ成長がみられるので、わっしゃんとしては、長期保有して行こうと考えてます。
最後に
株主優待は、色々な種類が存在しているので、調べて見るのも楽しいですよ。但し、株数や権利日、継続保有などの条件は忘れずにチェックしましょう。
興味のある方は、まず証券口座を作って見てはいかがでしょうか?今は便利な世の中になったもので、難しい書類などなく、スマホで完結するので、とても簡単に無料で口座開設出来るようになってます。
このインフレでお給料も上がりにくい世の中ですが、株主優待やふるさと納税等を駆使して少しでも生活が豊かに出来ればと思います。わっしゃんは、そのような情報記事も発信しているので、よろしければ見て行ってくださいね。
ここまでお読み頂きありがとうございました。最後に、投資の方法は人それぞれですが、ストレスなく楽しく進めて長い目線で見て行くことが、大切だと思います。(一応20年程投資をやってきたので、こちらの自負はあります!)
これからもゆる~くをモットーに皆様に少しでもお役に立つ情報を発信出来ればと思っております。