最近株価が好調て調子乗ってたら、7月頭の一週間でどえらいダメージを負ったわっしゃんです。そんな心を救ったのは、6月末に届いた配当や色々な株主優待でした。
今回は、去年株主優待制度が新設された、ゆうちょ銀行さんの株主優待を再度紹介していきます。ゆうちょ銀行さんの株主優待ってどんなのが来るの?どうすれば貰えるの?等々気になっているという方に、私のレビューをご参考にしていただければと思い、ブログの記事にしています。
※本記事は、あくまで個人的感想で、特定銘柄の購入を推奨したりするものではございません。
株主優待を得る為には
東証PRM上場のゆうちょ銀行(コード:7182)の株主優待は・・・
ゆうちょ銀行株主優待情報
- 権利確定月(優待が確定する月)
3月末日 - 単元株数(優待に必要な株数)
500株 - 優待の種類
カタログギフト - 優待の内容
カタログギフト(3,000円相当)
以上の通りです。
すなわち、500株を3月末日の権利日に持っていれば、株主優待を得られます。
500株縛りがあるので注意して下さいね。
権利日って?とかの方には、以前書いたCoco壱番屋さんの優待を例題に、株主優待についてゆる~く解説した記事があるので、ご参考いただければと思います。
株主優待の内容と解説
昨今色々なところでいわれる株主優待ですが、基本的に株主優待制度がある銘柄を権利日に必要な株数持っていれば頂けます。ただし、優待と配当が入る権利日の次の日(権利落ち日)に株価が下がることが多く、優待権利日に株を購入して、数日で売るという手法は結構リスクが高いです。
余裕資金で長期投資を行える方や優待や配当を貰いながら旨く売却益も得られる方には問題ないと思いますが、リスクは嫌だが優待は貰ってみたいというわがままな方(笑)もおられると思います。そのような方には、「優待クロス注文」と言うリスクを極力減らした優待取りのみを目的とした手法もあります。こちらについては、後々やり方やメリット、デメリットのゆる~い解説記事を書いていきたいと思っています。
優待クロス注文は、わっしゃんおススメの「松井証券」さんの機能がとても簡単で、ピカイチだと思います。興味のある方は、下記リンクから証券口座を開設してみてはいかがでしょうか?口座開設や維持費も「0円」ですし、売買手数用も50万円以下なら「タダ」なので、投資スタートにはおすすめ証券会社の1つです。
ゆうちょ銀行配当
ゆうちょ銀行さんの配当金は1株当たり50円(期末一括配当。中間配当なし)となっております。わっしゃんは、優待目当ての500株保持者なので今回も
- 配当金 25,000円(1株当たり50円)
となります。毎年のお小遣いありがとうございます♪
ゆうちょ銀行株主優待
次に本題の株主優待ですが、3月の期末で頂けます。ただ500株が必要なので注意が必要です。
500株保有しようとなると、23年7月7日の株価で、563,750円必要となるので、そこそこ費用が必要です。ただ、去年も頂いて記事を書いていますが、その時よりチャートは強く含み益も出ており、配当と含めてうれしい限りです♪
カタログギフトの中身紹介
気になるカタログギフトの中身を全部紹介する事は出来ませんが、ゆうちょならではの「ふるさと小包」や「グルメ商品」、「キッチン雑貨」、「家庭用品・インテリア」、「ヘルス」、「メンズ・レディースファッション」、「子供用品」、「フレーム切手・郵便グッズ」から「寄附」まで幅広く選べるカタログギフトになっていました。
■株主優待の内容
当行オリジナルカタログ(3,000円相当のコース)から、お好みの商品をおひとつお選びいただき、贈呈いたします。 オリジナルカタログには、郵便局の「ふるさと小包」での取扱商品をはじめ、食品、雑貨、社会貢献活動団体への寄付、オリジナルフレーム切手等を掲載しています。
ゆうちょ銀行HPより
優待をよく見て候補を絞りました
カタログギフトを何がお得か考えて(強欲w)・・・何点か興味を持ったものをお伝えしますと(勿体ぶらず早く言えと言われそう)、以下のものが候補に挙がりました。123点(寄付含め)の商品の中から欲しいものとお得感を考えて候補を絞っていますので、皆様と感性が異なるかもしれない点はご了承下さいね。
↑昔食べて美味しかった笹だんご。食費の足しにひもの。
↑テレビで見て食べてみたかったおやき
↑マグロの希少部位の缶詰。食費の足しにハムセット。
↑子供達にプレゼントしたら喜ぶかな?と貯金箱。
結局わっしゃんが貰った優待は?
さて最終わっしゃんの候補に残って、取り寄せたのは、
まぐろの「希缶」
となりました~3,000円相当の優待ギフトですが、楽天市場で3,900円で売っているので、お得だったのかなと思っています。
勝因(理由)は、干物は去年頂いて満足しておりますが、折角なら違うものがいいいかなと思いました。笹だんごやおやきは賞味期限が若干のネック。貯金箱は気に入ってもらえないと落ち込むので止めましたw
最後まで5種類のハム、ソーセージセットと迷いましたが、まぐろの「希缶」は普段見るシーチキン缶とも違い希少部位であることと、何より2年半常温で保存が効くので、非常食にも使えると思いました。
その他カタログギフトにある、メンズファッション、お肉等も気にはなるのですが、小物系は実物見てないから踏ん切りがつかず、お肉系はふるさと納税で頂くことも多いので、今回は見合わせました。
話はそれますが、ふるさと納税もポイント還元等をうまく使うと本当にお得です。簡単に始められるので、もし興味がある方は、わっしゃんの過去の記事を見て頂ければと思います。
株主優待への注意点や落とし穴
ここまで株主優待で良いように書いてますが、注意点ももちろんあります。軽くまとめて見ます。
- 今後会社が成長するか?
→会社が成長しないと優待や配当の廃止が懸念されます。銀行関連なので、政策金利の変動の影響を受けますが、今の「0金利政策」よりはよくなる方向なので、こちらは楽観視しています。 - 優待は続くのか?
→今の時代の流れは、東証PRMの株主優待が廃止傾向にありそうです。JTやオリックスの優待で有名な会社が優待廃止で配当へ切り替えておられるようです。 - 株価はどうか?
→優待が頂けても株価自体が下がっていくとトータルは損になってしまいます。上述したように政策金利が上がれば恩恵を受ける可能性がありますが、大型株主の日本郵政さんが、23年にがっつり売りに出されて結構株価が下がりました。
この辺りを注意して、優待銘柄を選んで行って頂ければと思います。
ゆうちょ銀行は東証PRMで、元々高配当銘柄で有名でしたが、株主優待制度を2022年に新設されています。今後はどうなるか不明ですが、優待が昨年という事で少しは続くのではないかと期待しています。
ただし、優待目当てに買うのは、500株必要となり、その利回りは0.53%程ですので、無理するほどの価値はないかなと感じております。
ゆうちょ銀行とは(余談)
ゆうちょ銀行さんは、事業内容「銀行業」となっており、私がとやかく言う話ではないくらい「郵便貯金(郵貯)」として全国で有名な銀行で、筆者も昔からお世話になっている貯金口座でごさいます。
ただし、普通の銀行と違って、対企業への貸付ではなく、国債を主体に運用されている銀行なので、この辺りは注意して見る必要があります。
ゆうちょ銀行さんの株価(業績)状況と筆者の感想
ゆうちょ銀行は、2015年11月に日本郵政、かんぽ生命と日本郵政グループ3社上場で、話題となった上場会社の1社です。
株価は話題性か上場当初は高かったのですが、その後は1,000円台を下回る感じとなってました。ただし、昨今の利上げ予測などで銀行株全般の上昇に乗っかり、株価は少し回復しています。
24年の決算予想は、増益予測となっております。昨今指摘されているPBRも0.43倍(23/07/07現在)となっていて、中期目標に「1.0倍以上」と明記されていましたので、何らかの株価対策に期待をしております。
配当金は、1株当たり年間50円(23年)→50円(24年予想)となっています。
配当利回りは4.43%(23/07/07現在)とかなり良い分類に入りますので、優待銘柄と言うより配当銘柄だと思います。どこまで安定配当(あわよくば増配)、優待継続をしてくれるかを見守っていきたいと思います。
まとめ
今回は、ゆうちょ銀行さんの株主優待で貰ったカタログギフトとその中身を紹介してまいりました。それではまとめて行きましょう。
- 3月の権利日に500株以上所有するとカタログギフトを頂ける
- ふるさと小包からグルメ、雑貨、寄付まで幅広い内容
- 優待に必要な500株を購入するためには、563,750円必要(※23年7月7現在)
- 配当は、年間50円/1株(2023年予測)配当利回り4.43%(※23年7月7現在)
- 優待は500株必要で、利回り(0.53%)は高いとは言えない
- 業績は横ばいから少し上昇(今期は増益)だが、株価は1,127.5円(※23年7月7現在)と上場来(1,823円)にはほど遠い
- 安定配当とカタログギフトの優待が続けばわっしゃんは大満足
世の中には色々な株主優待が存在しているので、調べて見るのも楽しいですよ。但し、株数や権利日、継続保有などの条件は忘れずにチェックしましょう。他でも貰った株主優待やその他良かった商品等も記事にしていますので、よろしければ見て行ってくださいね。
投資の方法は人それぞれですが、ストレスなく楽しく進めていくことが、大切だと思います。これからもゆる~くをモットーに皆様に少しでもお役に立つ情報を発信出来ればと思っております。