さて、「うちの部下はね~全然働かない」「全然出来ないんだよ」等と嘆き、悩んで居られる上司の方が多く居られると思います。いつもは、上司目線で部下の方へ話している内容を書いてきましたが、今回は逆の目線も含めて、実経験に基づいた内容を書いていきたいと思います。
まあ、私も永遠に悩んでいるので、全然思慮が足りていない中での試行錯誤です。かなり独断と偏見が入っておりますので、お気に召さないかも知れませんが、「何を偉そうに~」「どんな事言うの?」等軽い気持ちでお付き合いいただければと思います。
結論
どうすればと筆者も悩み続け、行きついた答えは
「人の考え、行動は簡単に変えられない」
と言う事です。
「じゃあ無理じゃん」とか「当たり前じゃん」と聞こえて来そうで申し訳ないですが、その中でもある程度何とか出来る(出来てきた)方法をゆる~く解説出来たらと思います。
永遠のテーマなので、そんな簡単なら誰も苦労はしない・・・って言い聞かせるw
ではどう解決して行けばいいか
部下のやる気を導くのは難しい事ではありますが、結局その人が会社員としての評価を自身で下げたり、成長に関しても止めているという事を少しづつでも伝えて行ってあげるしかないと思います。
もちろん、こんな話をすぐに聞いて貰えるような感じではないと思います。経験上、仕事全般を見て部下に寄り添って上司として認められれば、後々良くなってくるとは思います。
従って、「人を変えたければ自分を変えよ」とか「他人を変えるのは究極のストレス」等と言われるように、人を変えようとするより自分が変わる方がとっても簡単なので、上司側が変わって行ければなと思います。
筆者自身は、ある意味自分の仕事にとって部下の成長は必要だが、己と部下の人生は別物と割り切っています。やらないのもその人の人生なので怒りをぶつけても仕方ないなあ~って半ば悟りの境地にいますwww
こんな筆者でも十数年若いころは、人を変えようと躍起になって教育(パワハラ寸前?)してたり、もっと若い時は上司に喰って掛かってました><
人が変えられないなら
人を変えようと躍起になってもストレスが溜まるだけで、成果に全然つながらないのが経験上の事実です。
ではどうするの?と言うと「自分が寄り添って見る」と言う結論が出ました。寄り添うと言っても変に媚びるとか何でもやってしまうとかではありません。
仕事上の関係とは?に寄り添って見る
上司部下の関係性云々より、基本仕事をする上で、業務上の義務とその人の為に今後の自分の為にと言う義理や自己啓発のようなものに分かれると思います。
業務上の義務、命令系
こちらは業務命令なので、受けた方は必ず納期に向かってやる作業となるものと思います。
義理や自己啓発系
対してこちらは、上司が大変そうなのでやってあげようとか、一回頼まれて次は頼まれてないけどやった方がいいのかな?とか自身の成長を見越して新しい何かをやりたいと言うような作業になると思います。
関係がおかしくなっていく傾向とは?
ではなぜ、関係がおかしくなって行き、パフォーマンスが出ない結果となるかを考えて行きましょう。
上司側の問題
まず、指示を出す上司側の問題を考えて行きましょう。
- 単に上司がやりたくないから押し付けてる
- 義理でやってくれていた事がいつの間にか義務のようになってしまっている
- 部下のパフォーマンスが脅威になって逆に邪魔をする
- 義務、命令形の業務の量や質があっていない
上司がやりたくないから押し付ける
一番部下の立場からしたら腹の立つ感じの命令です。代わりに何かやってくれるとか困った時に頼りなるとかであればいいが、大概この手の上司はそうはいかない感じです。これでいて部下に文句を言うタイプであるならどうしようもないです。
部下が反発していると思ったら、自身がこうなっていないかもう一度胸に手を当てて考えて見ましょう。
義理でやってくれていた事がいつの間にか義務化
大変だなと思って良かれと思ってやっていた事で始めは「助かるわ」でお互いの関係が出来ているのですが、徐々に当たり前になって「いつものあれはまだ?」とかになると、部下からすると「はあ?」となりがちです。
もう一度、やってくれていることなのか、業務命令かの線引きを見つめなおしましょう。
部下のパフォーマンスが脅威になって逆に邪魔をする
これは、ただただマイナスな上司の典型です。部下が自分の仕事をやっていけるようになれば、自身は更に上を目指した仕事を進めないといけないのに、それが脅威や恐怖になって成長を妨げるタイプで、こうなると部下は全く信頼してくれなくなります。
人が出来る事は人に、自分はその開いた時間で更なる上を目指す。ぬるま湯に浸かったままで部下に文句を言うのはやめましょう。
業務の量と質があっていない
部下の能力を正常に判断出来ていない典型的な問題。ある程度成長の期待も込めて仕事を頼むと思いまうが、それが全然あっていない場合は、反発を買うと思います。
しっかり能力と現状を把握しなおしてあげて下さい。
部下側の問題
こちらが上司を悩ませる感じの物ですが、受け側の部下の問題を考えて見ましょう。
- 自分がやらなくても結局誰かにフォローしてもらえるからやらない
- 人や仕事の好き嫌いで業務命令も無視する
フォローを期待してやらない
この手のタイプは、甘えが大きく、いざとなれば上司や他の人が手伝ってくれると思っています。会社の事なので、フォローせざるは得ないですが、ある程度厳しくいく必要があると思います。
納期をしっかり与えて、その人の絶対納期を厳守させる。
→会社の納期にすると結局誰かがフォローするので、それ以前を絶対納期として日々報告させる等の策を取っていくのがベターかなと思います。
好き嫌いで業務命令も無視
この手は、もはや業務命令違反の域です。多分関係性が皆無で、「評価を下げて貰ってもやりません」とか言ってきますね。無理強いしようものなら何も生まない。下手したらマイナスの結果になると思います。
多分このまま続けて良い結果にはならないので、まずは関係性の回復に努めますが、ここまで来ていると会社全体に対しての事も多いので、無理な場合も多いですね。
他の人を通しての指示に変えるべきかを検討して行きましょう。
まとめ
それではまとめて行きましょう。
自分とは違う人を使って業務を遂行するためには、「出来ない」「やらない」と人に対して愚痴をこぼすのではなく、何故その人が出来ないのか?その人を生かせることはないのか?こちらを考えてレクチャーの仕方を変えて行く様にこちらが変わるように心がけてみてはいかがでしょう?
やりたい(やらねば)と思って貰える環境をいかに整えられるか。
その環境に上司である自分が居られるように寄り添っているか。
につきると思います。
筆者自身も過去に上司に反発し、部下に蔑まれ色々な苦労をしながらの実体験を今回は述べさせていただきました。今も日々奮闘しながら悩み続けています。
諦めたり、人のせいにするのは簡単ですが、やっぱり会社は一人では上手く回らないので、如何に皆のベクトルがそろってパフォーマンスを向上させるかと思います。
偉そうに言って申し訳ないですが、嫌々やる仕事のパフォーマンスが悪い事は皆様良くお分かりと思いますので、そうならないように自身を変える事も考えて行ければきっと変わると思います。
人の能力と業務内容がどうしてもそぐわない事や個人的に合う合わない等多々あると思います。非常に難しい事ではありますが、心がけは誰でも出来る事なので、ご検討いただければ幸いです。
普段はこんなにお堅い話ばかりじゃなく、ゆる~くお得なポイ活、ふるさと納税、商品紹介などやってるので、よろしければ見て行ってくださいね。