お酒大好きなわっしゃんが、また珍しい粕取り焼酎(酒粕焼酎)を見つけました。皆さんも聞いたことのあると思いますが、日本酒で有名なあの「越乃寒梅」ブランド。大吟醸の酒粕から10年の歳月を重ねて花開いた熟成古酒という売り込みの粕取り焼酎をデパートのお酒売り場で見つけました。お値段は結構したのですが、数量限定という言葉に惹かれ、一回は飲んでみたいと思い購入しました~
その名も「十年古酒乙焼酎」。越乃寒梅のロゴもあり、高級感あるそのいでたちをレビューしないとという気持ちになりましたw
粕取り焼酎なんて知らないよ?どんな味?美味しいの?等のご意見もあると思います。ネットでも美味しい、まずい等の口コミもあるので、粕取り焼酎の魅力を伝えると共にいつも通りゆる~くレビューして行きたいと思います。
※この記事は商品PRを含みます。尚、20未満の飲酒は法律で禁止されています。
十年古酒乙焼酎総評
メジャーな日本酒「越乃寒梅」で有名な石本酒造さんが、主に大吟醸酒の酒粕を原料として、10年の歳月を経て作られた「十年古酒乙焼酎」は、粕取り焼酎好きなわっしゃんが、買わないわけにはいかない謎の使命感にかられましたw
それではレビューをしてまいります。
十年古酒乙焼酎の総評※筆者偏見評価
- 価格 ★
720ml 8,030円(税込み) - 香り ★★★
古酒特有の深みのある香り - 味 ★★★
米のうまみが広がる
古酒のきつさは薄い - 入手しやすさ ★★
ネット以外はあんまり見ない - 筆者満足度 ★★★
コスパを考えると他の粕取り焼酎でいいかな?
筆者独断ですが、以上の通りとなりました。希少なためかなりお高い!古酒ならではのうまみはあるもののわっしゃん的には過去に紹介した「獺祭焼酎」の方が口に合ったかな?と少し残念な結果になってしまいました。

粕取り焼酎(酒粕焼酎)とは
「芋焼酎」は芋が原料、「麦焼酎」は麦が原料と言うように、「粕取り焼酎」は酒かすが原料で別名「酒粕焼酎」ともいわれる一風変わった焼酎です。
日本酒を作る過程で生まれるもろみを搾った後のもの「酒粕」(豆腐で言うおから?)となります。この酒かすから作られた焼酎です。
酒かすが原料と言うだけあって、口に含んだときに日本酒のような豊かな風味が楽しめます。

まあ、粕取り焼酎のジャンルがマイナー過ぎてほとんどの方に認識されていないのが残念です。わっしゃんは過去にも「雪男」、「梵」や「田酒」という粕取り焼酎(酒粕焼酎)について記事にして、粕取り焼酎普及活動をしていますのでよろしければそちらもお読みください。


粕取り焼酎「十年古酒乙焼酎」について
粕取り焼酎「十年古酒乙焼酎」は、日本酒「越乃寒梅」で有名な石本酒造さんが、10年かけて作られた希少な焼酎となります。
主に大吟醸酒の酒粕を原料として醪(もろみ)を仕込み、搾って得た酒を単式蒸溜機を用いて丁寧に減圧蒸溜。10年間じっくり寝かせた本格焼酎です。澄み切った香りと、広がる米の旨味は10年の歳月を経て、さらに深みを増しています。長期貯蔵のため、在庫数量が極めて少ない稀少な焼酎です。数量限定商品。
石本酒造さんHPの商品紹介より
アルコール度数が、43度と結構高めなので飲みすぎには注意です。(どんなお酒でもですがw)

価格
「十年古酒乙焼酎」のお値段は、生産量が少ないのと10年の手間がかかっている為かなり高めで、
720mlで8,030円(税込み)
となっております。
昔に紹介した「吟香露(ぎんこうろ)」が1,300円程度(720ml)なので、本当に高級品ですw

幻の日本酒「獺祭」の粕取り焼酎でも、同量で4,180円なので、それと比べても高いなというのが印象でした。
しかしながら、古酒の深みと生産に10年の歳月が必要な希少価値を考えると「1回は飲んでみたい」という気持ちになりました。
香りとお味
「十年古酒乙焼酎」を飲んだ感想としては、古酒特有な重たさはなく、すっきり飲めるという感想です。甘みやフルーティーな口当たりは少なく、まろやかでお米の深みをしっかり感じるような味わいでした。(わかりづらいと思います。本当に味を伝えるのってむつかしい)
呑み方についてですが、わっしゃんはいつも通りロックで飲みました。後で知ったのですが、冷凍庫で冷やしてストレートで飲むのが良いそうです。43度もあるから凍らないのだと知り、現在冷凍庫に保管中ですw

呑み方のおすすめを知ったのは、石本酒造さんの商品紹介に有名なソムリエ田崎真也さんのテイスティングノートに掲載されていました。
このアルコール度数においての完成度が高いので、割らずにストレートで楽しみたい。最適な方法は、冷凍庫(−20度以上)で冷やした温度で味わうことで、第一印象がより甘味を感じる持続性がより長くなる。もしくは、15度ほどの温度で、ブランデーグラスに注ぎ味わう。
石本酒造さんHP商品紹介より
十年古酒乙焼酎焼酎の入手方法
「十年古酒乙焼酎」を買おうと思うとやはりネットで購入するのが一番かなと思います。石本酒造さんでも商品販売をされておりますし、楽天市場やYAHOO!ショッピング等の大手通販サイトでも見かけます。
基本粕取り焼酎、酒かす焼酎は、コンビニやスーパーにはおいてありません。そもそも芋や麦に比べて数が圧倒的に少ないので、酒屋やお酒のディスカウントスーパーでも滅多にお目に掛かる事はないと思います。
十年古酒乙焼酎の口コミレビュー
ここまではわっしゃんの独自レビューとなりますが、お酒は好き嫌いが分かれると思いますので、他にも口コミを探してみました。しかし、さすが希少焼酎だけあってほとんどレビューがありませんでした。力不足ですみません。
特に低評価の口コミについては、同じ石本酒造さんの5年熟成の「古酒乙焼酎」の物しか発見できませんでした。
まずいという意見や評価の低いクチコミ
プレミアがついて高値で取引はされているが値段相応の価値は無い
なんでも焼酎にすればいいいってもんじゃない
Amazonレビューより(古酒乙焼酎のレビュー)
こちらは、同じ石本酒造さんの5年熟成の「古酒乙焼酎」になっているので、あくまで参考程度ですが、価格が高い、日本酒の方が良いというような感想に思います。10年古酒はもっと高いのでわっしゃんも驚きの価格だったと思います。
美味しいという意見や評価の高いクチコミ
続いてよかった口コミを見てみますと、皆さんおいしい、悪酔いしない等の感想や希少なので贈呈用などに使って喜ばれておられるようです。わっしゃんも人を招いたときに振舞おうと思っていますw
とにかく良いお酒。美味しいだけでなく、悪酔いしないし、これを飲んだ夜には良い睡眠が得られます(個人的感想ですが)。
旨いみんなで飲んでいます。
歳暮用に購入しました 珍しいものなので 毎年利用しています 5年ものから10年ものに グレードアップして きっと喜んでいただけているとおもっています。
プレゼントで購入しましたので、味などはわかりかねますが…. 大変喜んでいただけました。
AmazonとYahooショッピングのレビューより
最後に
今回はメジャーな日本酒「越乃寒梅」を作られている石本酒造さんの主に大吟醸の酒粕で作られた「十年古酒乙焼酎」について書いてきました。
かなり高い感じはしますが、コメの香りを楽しみたい、珍しいものを飲みたい、古酒が好きな方や希少性を生かしたプレゼントに喜ばれる感じの商品だったと思います。
お酒好きわっしゃんが、大好きな粕取り焼酎(酒粕焼酎)について記事にすることで、皆様の興味を少しでも刺激出来たら幸いと思っております。皆様ここまでお読み頂きありがとうございました。
