ここ最近Mastercardさんを名乗る様々なタイトルのメールが届きます。内容的には、利用制限や不正検知、利用確認等と心配させられるものばかりです。わっしゃんもMasterCardはよく使っているので、大丈夫かなと思ってしまいました。
わっしゃんと同じように詐欺かなと思いながらもご心配の方、どんな内容が来るのと思っておられる方に、送られてきた詐欺メールのタイトルや本文、差出人等を紹介して行きたいと思います。
対策や注意点については、以前わしゃんにMastercard(マスターカード)さんから不正取引を検知したから対応してくださいと言う旨の詐欺メールが来た時に書いた記事もご参考下さい。
結論!すべて検証しましたが詐欺メールでした
わっしゃんに届いたメールは、全て詐欺メールでしたが、日々、同じような迷惑メールが来るとうんざりしてしまいますよね。いちいち判断するとか面倒な方には。トレンドマイクロ社の「ウイルスバスター」を使う事でたいていの迷惑メールは、「フィッシング詐欺の可能性が検出されました」と警告が出るので、判別するのがすごく楽になります。
ウイルスバスターのご購入はこちら今回は、趣向を変えて、届いたメールタイトルやメール本文、送信元のアドレスなどを公開して行きながら、Mastercardさんからの注意喚起等も含めて、いつも通りゆる~く解説して行きたいと思います。
メールタイトル
わっしゃんに最近1ヶ月に届いたMasterCardさんを名乗るメールタイトルこのような物でした。すべてが偽サイトに誘導する詐欺メールであったので、皆さんも注意くださいね。
- 【ご注意】MasterCardカード:不正使用疑惑のセキュリティチェック
- 【MasterCard】カード年会費のお支払い方法に問題があります
- セキュリティ対策:MasterCard カードアカウントの異常を報告します
- 緊急:MasterCard クレジットカードの不審な取引検知
- 認証このメールの認証情報
- 【Mastercard】重要なお知らせ
- カード利用の緊急停止に関する重要通知
タイトルから見ると、緊急や重要、認証や不審、緊急停止、問題等々不安をあおる文言が多々あり、見た方々を焦らせるようなものが多いのも特徴だと思います。
しかし、Mastercardさん(他のクレジット会社も)は、口座や個人情報をたずねるメールを送ることはないとHP上でも公言されているので、そのようなメールはまず怪しいという感じですね。
メール本文
次にメールの内容ですが、全てがメール内にリンクが貼ってあり、クリックして飛んだサイトで、情報を巧みに盗み出そうとするフィッシング詐欺に当たるものでした。基本的に焦らしてすぐに対処しないとと思わせるものが多いので、怪しいメールの内部リンクはクリックしない!まずはこれを徹底するようにしていきましょう。
わっしゃんに届いたメールの本文を掲載しておきますが、よく見るとタイトル違いで内容が同じもの、本文が同じなのにリンク先が違うもの、文章に変なスペースが入っているもの(「お取 引」←こんなの)等、怪しさ満開ですw
ただし、読んで頂ければわかると思いますが、内容は「停止」「制限」「重大な問題」等とかなり焦らせるような文面になっているので、びっくりしてしまいますね。
以下メール本文の抜粋
【Mastercard】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利 用かどうかを確 認させていただきたいお取 引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利 用を一部制 限させていただき、ご連 絡させていただきました。
つきましては、以下ヘアクセスの上、カードのご利 用確 認にご協力をお願い致します。お客様にはご 迷 惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。ご回答をいただけない場合、カードのご利 用制 限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
****************
【Mastercard】利用いただき、ありがと うございます。
カード年会費のお支払い方法に問題があります。
カードの利用を一時停止しました。
年会費の支払い方法を更新してください。
****************
重要:このメッセージは緊急性が高いため、速やかにご確認ください。
お客様のMasterCardカードに関する重大な問題が発生しています。
我々は、お客様のカード利用に関して、緊急の認証が必要な不審な取引を検知しました。このままの状況でのカード利用は非常に危険です。したがって、即座に以下の手続きを完了してください。
■カード利用の確認手続きはこちら
この手続きが完了するまで、あなたのカードは一部またはすべての取引に制限がかけられます。我々の決定に反論することはできません。お客様の安全と保護のため、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
もしもこの通知に対する返信がない場合、カードの利用停止は継続され、新たな不正利用の発生による損害を回避するため、我々は法的手段を検討せざるを得ません。その責任は全てあなたに帰属します。
****************
メールの差出人
最後にメールの差出人ですが、詐欺メールは、差出人の表示が「Mastercard」や「マスターカード」、「マスター」、「MasterID」等それらしい表示名を使ってきます。
しかしながら、メールアドレスを見て見ると下記のような変なものが多いです。
- admin@irn726.com
- etc-meisai@ght842.com
- news@jp.real-email.net
Mastercardさんからのメールなのに、「etc」ってとか笑いが生まれそうなものもありますw
ただ厄介なのは、下記のようにそれらしいアドレスやなりすましを使ってくるものもありますので、注意は必要です。
- cardservicesjp@mastercard.com
- noreply@no-reply557-mastercard.co.jp
- noreply@no-reply635-mastercard.co.jp
対処方法・解決方法
対策や解決方法、注意点については、以前わしゃんが書いた詐欺メールの対処記事を見て下さい。
お急ぎの場合は、マスターカードさんの正規HPへ行って、個人のお客様(右上)→サポート(左下)→緊急サービス(下へスクロール)のグローバル緊急連絡先へ行って下さい。PDFファイルが開きますので、Japan(右上)の電話番号へすぐに連絡されると良いと思います。
Mastercardさんもフィッシング詐欺に関して、注意喚起をHPで行われていますので、そちらも掲載しておきますね。
”マスターカード”を装うEメールにご注意ください。
Mastercardのブランドのついたカードをお持ちのお客様に対し、Mastercardや、カード会社及び金融機関から、口座や個人情報をたずねるメールを送ることは一切ありません。こうした詐欺メールを受け取った際は、直ちにメールを削除し、口座や個人情報開示の呼びかけには応じず、また添付やリンクを開いたりしないようにしてください。
万一、このような詐欺による被害の疑いがある場合は、
直ちにお手持ちのカードの発行会社および警察にご連絡ください。Mastercardはフィッシングをはじめ、あらゆるオンライン詐欺対策を講じることに尽力しています。24時間体制でウェブのプロパティを保護するとともに、インターネット上のあらゆる犯罪の撲滅に積極的に取り組んでいます。
MastercardさんHPより
まとめ
今回は、この1ヶ月(2024年2~3月)、Mastercardさんを名乗る多数の迷惑メールが届いたので、タイトルや本文の例などを掲載してまいりました~
自分も見たとか気になっていた、どうしようかと思った等と言う方の少しでもお力になれれば幸いです。心配な方は、セキュリティソフトを入れる等自己防衛をするのが有効ですので、ご検討下さいね。
ウイルスバスターのご購入はこちらわっしゃんは、同じような詐欺メールやSNS詐欺投資情報について書いております。逆に良い商品やポイ活などのお得情報も皆さんに共有できればと思っていますので、よろしければ見て行って下さいね。