お酒大好きわっしゃんの最近の悩みは、飲み終わった焼酎や日本酒の一升瓶が家にゴロゴロ・・・空き缶、空き瓶回収に出そうにも嵩張るし、どうすればと悩んでおりました。
一升瓶邪魔だから、パックのお酒にしたりしますが、飲みたい銘柄にパック容器のお酒はないというジレンマを持ち結局、リサイクル?分別?どうすれば?と悩む感じになってしまいました。
今回はわっしゃんが、空になった一升瓶の処理について調べて対処したので、同じ悩みを持っている方々へ少しでも参考になればと思っています。
結論:酒屋で引き取ってくれた
近くの酒店で引き取って頂けた~♪
ラベルを外した一升瓶を家の近所の酒店へ持ち込んで聞いて見たら、「無償の引き取りになるけど、置いて行って下さい」と快く引き取って下さいました。もしお近くに酒屋があれば、聞いて見るのがいいと思います。
「また空瓶が出来たら持ってきていいですか?」とわっしゃんの問いかけにも「持ってきていただければ」と快諾頂けたので、これから一升瓶の空瓶に恐れなくてよくなりましたw
今後もネットでお酒を買って、しっかりリサイクルして行こうと思いました。
それでは、調べた結果をいつも通りゆる~く解説してまいりますので、お付き合いくださいね。
一升びん(1.8ℓびん)は環境にやさしいリユース容器
一升びんは1.8ℓ入るガラスビンで、飲み終わった後は、回収してびん洗浄を行い、再度お酒が詰められ店頭に並ぶのが普通だったようですが、最近は、酒屋さんでお酒を買わず、ネットで購入したりして、不燃ごみとして捨てられることが多くなり、回収率が下がっているみたいです。
一升びんは6~7回程度再利用でき、ビール瓶に至っては、20回以上使われるようです。
逆にワイン等の洋酒瓶は、ワンウェイ瓶と呼ばれ、リユースできないようです。容器包装リサイクル法に従って、消費者が市町村の分別に従って廃棄する必要があります。
1.8ℓびんは1901年(明治33年)には日本酒の容器として登場し、昭和初期以降に量産されるようになりました。使用する商品としては日本酒のほか醤油や食酢、ソース類、本格焼酎、みりん、果実酒などに用いられ日本国内独自の規格型ボトルとして広く普及しました。
現在、1.8ℓびんの出荷量は消費者ライフスタイルの変化や酒販店の激減など流通構造の変化により減少していますが、使用本数の約65%は回収びんが占めています。1.8ℓびんは容器包装リサイクル法の自主回収容器に認定されており、その認定基準は「回収率おおむね90%」とされています。しかし、回収率は年々低下し、平成28年度では過去最低の74.5%となりました。自主回収認定を維持するためには、回収率の向上が課題となっています。
日本酒造組合中央会資料より
一升びん(1.8ℓびん)の回収はどこで?
一升びん(1.8ℓびん)の回収は、調べると各自治体の「拠点回収協力店」へとか、各自治体のHPに飛んでいきますが、リカーマウンテンさん等の大きな販売店での引き取ってくれます。また、一部スーパーでも引き取ってくれるので、いつも行くスーパーや近所の酒屋に聞いて見るのをお勧めします。
わっしゃんも近所の酒屋で聞いたら、快く引き取って頂けたので、遠くのお店にわざわざ行かなくても良かったです。
回収の注意点
一升びん(1.8ℓびん)に貼ってあるラベルは外して、中をしっかり洗っておきましょう。キャップは不燃ごみに分別して捨てましょう。
また、割れた一升びん(1.8ℓびん)はリユースできないので、回収に出さずに他のガラス製品と同じ分別で廃棄しましょう。
ラベルはがしは、ラベルシールの種類によって簡単に外せる物とそうでないものがありますが、以下の方法を試して頂けるとたぶん外れると思います。
- ドライヤーで温めて見る(シールの粘着が弱くなる)
- 水に数時間漬けておく
一升びん(1.8ℓびん)は買い取ってもらえる!?
昔は、ビールびんと同じように5円程度で買い取ってくれていたようですが、現在では無償回収と言うところが多いようです。茶色の瓶は5円でリカマンさんが買い取ってくれるみたいです。
空き瓶は「びん商」なる業者が回収して、必要とする酒造メーカーに供給するという仕組みで回っているようです。その中で調べると全国びん商連合会と言うものがあり、「安全で環境負荷が小さいリユースびん」として、リユースびんについての取り組みなどを記載しておられました。
確かに、洗って繰り返し使え、ガラスなので、においや味うつりも無いため、究極のリサイクル容器かも知れません。
- リユースびんはCO2削減に貢献
- リユースびんはゴミ削減に効果あり
- リユースびんは美味しく安全な飲料容器
↓リカーマウンテンさんの買い取り価格がHPにあったので、引用させて頂きます。
一升びん(1.8ℓびん)は実は不足している
様々な時代背景があり、一升びんの回収率がどんどん低下している昨今。お酒と言えば、最もポピュラーな一升瓶を想像しますが、海外に向けてお酒が出て行ったり、回収率の低下もあって、実は一升びん(1.8ℓびん)が不足して、一部の酒蔵では出荷ができない状況にあるそうです。
びんが不足したら、買い取ってもらえるようになるのでは?と下世話の考えを張り巡らせてしまうわっしゃんではありますが、お酒をたしなむ者として、今後もリユースに協力して行こうと思った限りです。
まとめ
今回は、空になった一升瓶の処理をどうするか困ったわっしゃんが、調べた結果を記事にしてきました。それではまとめて行きます。
- 一升びんは、環境にやさしいリユース容器なので、リサイクルできる
- ワインや洋酒瓶は、ワンウェイ瓶でリサイクルできないので注意
- ラベルを外し、中身を洗って回収へ
- 割れたり、欠けたりはリユースせずに分別して廃棄しましょう
- 回収場所は、酒屋やスーパーやリカマン等でも引き取ってもらえるので、近所のお店に聞いて見るのが一番です
- 単価は安いので、買取ではなく無償回収が基本
- リユースびんは、CO2、ゴミ削減にも貢献できる安心安全な飲料容器
- 実は一升びん(1.8ℓびん)が不足していて、酒蔵も困っている
ネットで簡単にお酒も注文できる世の中は便利ではありますが、地球環境についてもう一度考える機会になったわっしゃんでした。リユースに貢献して、少しでもエコ、省エネに協力しつつお酒を楽しもうと思ってます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。わっしゃんは、基本トラブル改善、ポイ活やふるさと納税や商品紹介などをしておりますので、お時間許す方は見て行って頂けると嬉しいです。