日本のプロ野球では10/12からクライマックスシリーズが始まりますが、アメリカではMLBの地区予選の熱戦が繰り広げられています。そんな中メジャーで日本人の大谷選手や山本選手、ダルビッシュ選手、松井選手等も活躍に期待され大いに盛り上がっていると思います。
そんな中、プロ野球から2022年三冠王のヤクルト村上宗隆選手がメジャー移籍を2024年のオフシーズンでは断念したというニュースが舞い込んできました。あきらめたとかではなく、来期のオフシーズンになるという事です。
メジャーでの日本人選手の活躍は期待したいですが、なぜ来期オフになったのか?メジャーで活躍が無理だ、通用しない等とささやかれている状態をゆる~く解説して行きたいと思います。
今期のオフシーズンでのメジャー断念は25歳ルール
YAHOO!ニュースなどでは、今期オフでのメジャー移籍断念は、成績とか球団のせいではなく、「25歳ルール」と言うものによるものだという感じです。
6日に右母趾末節骨骨折のニュースで、2~3ヶ月の治療が必要となっていたので、この辺りも気になりましたが、それが理由ではなかったようです。
結論としては、25歳ルールに引っ掛かる可能性があるので、来期のオフシーズンにポスティング移籍をしてメジャーへ移籍しようとされています。
「25歳ルールとは?」
メジャーに意欲的な村上選手でしたが、「25歳ルール」で今オフ断念となっています。そもそもこの「25歳ルール」とは?と言う声がありそうなので、調べて見ました。
「25歳ルール」は、25歳未満かプロ6年未満の海外選手とはマイナー契約しか結ぶことができないというもの。 本来は中南米の若手選手の“青田買い”による契約金高騰を防止するために生まれた。 MLBと大リーグ選手会が結んだ労使協定には「~の時点で25歳であればいい」とは厳密に明文化されていないという。
日経スポーツ記事より
明確なルールがある感じではないですが、どの時点と言うのが曖昧なので、絶対大丈夫な来期のオフシーズンになったようですね。
村上宗隆選手はメジャーで通用しない!?
25歳ルールで来期に延期になった感じですが、巷では村上選手がメジャーで通用しない、無理だ、無謀だなどとささやかれています。
打撃の前に守備が通用しないのでは… 吉田ですら守れなければ外されるのに、サードなんて通用するわけがない…
いくらHRや打点がリーグトップでも、打率、勝利打点、三振数が今年と同様では、大リーグでの評価も低くなり、活躍は難しくなる。
ヤクルトファンだけど不安だ WBCで大谷の打撃見て自信なくしたというけど、実は日本人記録更新する時がスランプの始まり それまでボコスカホームラン打ってたのに、パタッと止まった。その後の日シリも散々だった。
適応できるかは実際に行ってみないと分からない。 そうは言っても、速球への対応、更には高めの速球への対応、動くボールへの対応、低い守備力、とても狭くホームラン球場である神宮割がなくなる、ってのは大きな不安要素ではある。
YAHOO!ニュース口コミより
ファンの口コミでも、色々と書かれていますね。
ただ、挑戦する気持ちは大切だと思うし、村上選手の人生は彼自身のものなので、後悔しないでほしいというのがわっしゃんの思いです。そんな中、ささやかれているマイナス意見を調べて見ました。
三冠王の22年をピークに成績が振るわない
2022年の成績は、輝かしい成績で、見事三冠王に輝かれましたが、その後の成績はあまり芳しくありません。
成績表を見ても22年の成績を大きく下回っているように見えます。それでも30本80打点と強打者ではあります。
年度 | 打率 | 打点 | 本塁打 |
2022年 | .318 | 134 | 56 |
2023年 | .256 | 84 | 31 |
2024年 | .244 | 86 | 33 |
守備力に難あり!?
村上選手のメジャー挑戦は無謀だと言う声に、守備力の話が出ます。
大活躍の2022年が11個、23年が22個、24年が15個とエラーの上位ランキングをいつも賑やかしているので、メジャーで活躍するには、この守備力が足を引っ張るとささやかれいます。
オリックスからレッドソックスに行った吉田正尚選手が活躍されていますが、メジャーデビュー時よりもレフトの守備機会は減り、DHとしての起用となっています。
オリックス時代2022年ゴールデングラブ賞を取った選手でもメジャーでの守備評価は低く、中々定着出来ないようです。
打率が、オリックス時代から6年間3割越えでも、メジャーとなると.280の成績でそこそこのイメージが出ます。
村上選手は本塁打こそ多いですが、吉田選手と比べて低い打率でサードと言うポジションでの失策の多さも足かせになるのではないかと感じます。
三振数が多い!?
村上選手は、三振の数も多いとされており、2024年シーズンでは「180」個となっています。
これはしれーぐで群を抜いて一位なので、打力でメジャーデビューを目指す選手にとっては、マイナス要因だと思います。
このままでは、メジャーの各球団にも印象は良くないのではないかと心配してしまいますね。
村上宗隆選手は2026年にはメジャーか!?
今オフは断念となっていましたが、ヤクルト球団自体は、2026年シーズン以降のポスティング移籍を容認しているとXにもありましたので、本人の希望とメジャー球団からのオファーがあれば実現するでしょう。
ヤクルト・村上 メジャー挑戦へ代理人と契約
— アルファ (@alfalfaGeinow) September 22, 2024
ヤクルトの村上宗隆内野手(24)がメジャー挑戦に向け、敏腕代理人ケーシー氏と契約。25歳未満に適用される「25歳ルール」が課題となるが、球団は2026年シーズン以降のポスティング移籍を容認しています。#村上宗隆 pic.twitter.com/zZpMknYRQb
来年はヤクルトで、メジャー移籍への最終段階として、三冠王返り咲き等の大活躍をして、大手を振ってメジャー移籍を果たしてもらいたいものです。
まとめ
今回は、日本のスラッガー村上選手が来オフにもメジャーへ移籍するニュースから、今オフで無理だった理由とそもそもメジャーで成功するのか?をテーマにゆるーく解説してきました。それではまとめて行きましょう。
- メジャーへの挑戦は25歳ルールにより今期断念
- メジャーで活躍できないとささやかれている理由は
2022年三冠王の頃より成績が落ちている
守備が旨くない、失策が多い
吉田選手でもメジャーでは守備機会がない
三振数が多い - ヤクルト球団はポスティング移籍を容認しているので、来期は挑戦!?
プロ野球選手がメジャーで活躍する姿は、何かうれしいものがありますが、活躍できずに日本に帰ってこられる方々もいるので、複雑な気持ちになります。
前述しましたが、挑戦する気持ちは大切だと思うし、村上選手の人生は彼自身のものなので、後悔しないでほしいというのがわっしゃんの思いです。
来期の村上選手の活躍がメジャーへの第一歩で、それから先、アメリカで大活躍となるように期待しております。