京都に旅行に来られた方から「珍しいお土産って何がいいですか~?」等と言う質問(無茶ぶり?)を受けることがあるわっしゃんですが、そんな時は「亀屋陸奥さんの松風(まつかぜ)」をおススメしています。
わっしゃん自身が好きで、今でもたまに購入するくらいですが、同じ京都の人たちでお土産の話になっても、亀屋陸奥さんの「松風」と言うワードはあんまり出てこなかったので「マイナー?(すみません)」と不安になってしまうくらいです。
そんな時は悔しくてみんなに振舞う事があるですが、結構皆さん気に入って食べてくれ、再リクエストを頂いたりもするので、間違いはない!と思って記事にしていこうと思いましたw
京土産で珍しい物や美味しい物、和菓子がいいけど抹茶や日持ちも少しは・・・と言うお悩みをお抱えの皆様にいつも通りゆる~く口コミも入れながらレビュー解説して行きたいと思います。

あくまでもわっしゃんの独断と偏見なので、有名どころのお土産物等をお考えの方は、「満月さんの阿闍梨餅(あじゃりもち)」や「鼓月さんの千寿せんべい」が無難かなと思いますw
- 知る人ぞ知る!?亀屋陸奥さんの銘菓「松風」
- お味や食感の口コミやレビュー
- 購入場所と購入方法、価格等
※この記事には商品PRを含みます
知る人ぞ知る京土産!亀屋陸奥さんの「松風」
むかしからわっしゃんは、松風を食べたことがあって好きなのですが、如何せん万人に知られていない感が強い商品です。(デパートにも置いてあるのですが・・・)
西本願寺の前に店舗もあり、本願寺とゆかりのある亀屋陸奥さんですが、銘菓「松風」の名前の由来は戦国時代に遡るようです。
元亀元年(西暦1570年)に始まり、11年間続いた織田信長と石山本願寺(現在の大阪城の地) の合戦のさなか、当家三代目大塚治右衛門春近が創製した品が兵糧の代わりとなり、 信長と和睦の後に顕如上人が
わすれては波のおとかとおもうなり まくらにちかき庭の松風
と、京都六条下間(しもつま)邸にて詠まれた歌から銘を賜り、 これが「松風」のはじまりだと伝わっています。 以来、石山籠城ゆかりの「松風」は、門徒さんにとっては本山へ 詣ったという証のようなものでした。歴史に抱かれるように生まれ、多くの人々に よって育まれた素朴な味と姿は、亀屋陸奥の代表銘菓として幾百年の時代を超えて 今も多くの人々に愛されております。
亀屋陸奥さんHPより
亀屋陸奥さんには他の商品もあります
今回紹介する以外にも亀屋陸奥さんには商品があるので、ご興味がある方はそちらも見てくださいね。
わっしゃんは食べたことがないので受け売りの説明しか出来ませんが><
- 西六條寺内松風(にしろくじょうじないまつかぜ)
- 憶昔(いくじゃく)
- 滴翠(てきすい)
西六條寺内松風(にしろくじょうじないまつかぜ)は、円形(約16cm)の松風に浜納豆を入れた商品です。松風は大きな円形から四角に切り出すのですが、その姿の見てもらえるようにと考案されたそうです。
憶昔(いくじゃく)は、丸い落雁(らくがん)で、和三盆と白あんの甘味に浜納豆の優しい味わいがあるしっとり柔らかな食感のようです。
滴翠(てきすい)は、ふわふわな麩焼せんべいにグラニュー糖でカリッと食感を加えた小判型のお菓子です。お茶受け等に重宝されるようです。
その他、羊羹や和三盆、干菓子や最中等々たくさんの和菓子を取り扱っておられます。
銘菓「松風」のお味と口コミレビュー
それでは気になる「松風」のお味や食感、口コミを紹介して行きますね。わっしゃんの忖度ないレビューではありますが、お味の好き嫌いは個人個人違うのでご参考程度にw
長方形のお菓子。
食べログ口コミより抜粋
生地はもっちりとしています。
上面は茶色で、ケシの実。
上品な甘さがしっかり感じられ、香りがとてもいいです。
カステラに近いが異なる食感
松風はは見た目は薄いカステラに近い感じはしますが、食感は「もっちもっち」と言うようなもので、パンでもなくカステラでもないしっかり目のしっとり優しい食感(表現が難しい)です。
日が経つとかたくなっていきますが、電子レンジで20秒くらいチンすれば、やわらかくなります。(長時間レンジに入れると焦げてカリカリになるので注意です)
わっしゃんは、硬くなった松風はオーブントースターで軽く焼くのが好きで、表面はカリッと中はモチっと感が出ます。
京都の古き良きどこか懐かしいお味
松風のお味は?と言うとかなり素朴な甘さがあるどこか懐かしいような感じがします。表面にまぶしたあるケシの実と味噌の風味が味を引き立てます。
食べてみると小麦と味噌の風味が絶妙に調和していて
どこか懐かしさを感じさせる優しい味わいです♬表面にまぶされたけしの実の食感もアクセントになっていて、しみじみ美味しい。
食べログ口コミより抜粋
ガツンとした甘味やインパクトはありませんが、しつこくもないので、年代を問わずウケるのではないかと思います。
親世代の友人にプレゼントした時は「やばい!無限に喰ってられる」と絶賛でした。
松風はどこで買える?
亀屋陸奥さんは、京都駅から北西に向かった堀川七条の交差点北東(西本願寺の向かい)にお店があります。見た目お店と言うよりかなり老舗感がある建物なので、気づかないでスルーしがちですw

その他、伊勢丹(JR京都)や高島屋(京都、洛西、大阪、新宿)と言ったデパート、京都駅内(ハーベス、アスティ新幹線構内)、西本願寺の売店で販売されています。
松風はお取り寄せも出来る
京都に行くことなく、近くのデパートにも置いてない。でも「松風」に興味をお持ちの方もおられると思う(いるか?)ので調べて見ました~
楽天市場やYahooショッピング等ではHitしない感じで、亀屋陸奥さんの公式HPから代表銘菓(画面左上)→商品・価格リスト(下図参照:画面右下にあります)にアクセスすると、商品一覧が出てきます。画面を下にスクロールすると注文方法(電話、FAX)があるので確認してくださいね。

松風の価格は?
松風は贈答品で、化粧箱や木箱に入っているものから、家庭用のお徳用袋の商品があります。
わっしゃんは、いつもお徳用袋を買います。切れ端や少し焦げてるもの、色が淡い物等が入っていますが、味は特に悪くないので、お土産以外はこれで十分と思っていますw

まとめ
今回は、「京都で珍しいお土産はない?」と聞かれてわっしゃんがおススメする亀屋陸奥さんの銘菓「松風」について紹介してまいりました~
- 松風は戦国時代の石山本願寺ゆかりの銘菓
- 食感はカステラやパンとは違って「もっちもち」
- ほんのりした優しい甘味と味噌とケシの実の風味が病みつきに
- 日持ちは10日で、亀屋陸奥さん公式HPで通販もされています。
京都旅行やお土産で変わった物をと悩む人や日持ちの心配、松風に興味はあってもどんなものか分からなかった方の参考になればと思います。王道に飽きたらと言う程度ですが、一風変わったお土産になると思います。
お店は、京都駅からも近い観光スポット西本願寺の向いなので、お時間あれば寄ってみてくださいね。
夏場以外は、同じような珍しい京都土産の「かたぱん(亀井商店さん)」の紹介もしているので、そちらも見て行ってくださいね。(方角は逆ですが・・・)

美味しいお店を見つけたり、面白いものを見つけるとテンションあがり、効果やお味を試したくなるので、引き続き面白いものは紹介していくのでこれからもよろしくお願いします。



※情報は、2025年5月26日現在のものとなります。価格や営業時間も変わっていく可能性があります。